嫌われる勇気

こんにちは！

高崎市にある高崎中央整体院の城野です。

『嫌われる勇気』

ベストセラーにもなっているので、ご存知の方も多いと思います。

何年か前に読んだのですが、ふと、これを思い出す出来事が。

たくさんの方の支えがあって、高崎で整体院をオープンしてここまでたくさんの方にご来院いただけています。

（感謝‼︎）

大変ありがたいことなのですが、僕一人で診ることのできる人数なんて限られたもの。

物理的な限界があります。

そういった意味もあって、問い合わせをいただいたすべての方を受け入れることができていない現実があるんです（汗）

誤解を恐れずに書くと、僕のチカラが必要な人に届くようにするためには、患者さんを選ぶ必要がある。

とは言っても、予約が埋まっていること以外でお断りすることはあまり無いのですが、先日、”それ”がありました。

思うところがあったのでブログに形として残しておこうかなと。

今日は、ここに関しての僕の考えを書いていこうと思います。

何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。

皆を優先するということは、誰も優先しないのと同じ。

この現実を受け入れられないと、”二兎を追う者は一兎をも得ず”になってしまうことにも…

例えば、整体の場合。

患者さんの需要って、ざっくり分けると

1. 気持ち良さ
2. しっかりなおしたい

の２つに分けられます。

ホントはもっと細分化できるのですが、長くなっちゃうので割愛。

で、僕は⑵のタイプの方の力になりたいので、⑴を求めている方はお断りすると決めています。

そんな僕ですが、昔、どっちも追いかけて失敗した苦い思い出があります。

雇われ院長時代、結果を出さなきゃ！と肩にチカラが入りまくってたんですね（汗）

⑴⑵両方の患者さんに気に入ってもらおうと、僕なりに必死になっていましたが、とても中途半端な結果しか得られなかった悔しい思いをし、反省することが多々ありました。

当院では、患者さんとして受け入れる人と診ないと決めているタイプがいます。

基本的にはお断りすることはありませんが、稀に施術方針に合わない方をお断りすることがあります。

具体的には、

• 強もみマッサージ希望
• 長時間の施術希望
• 時間にルーズ

といった方々の期待には応えられないので、予約をお断りしています。

誤解しないでほしいのは、上記のような需要に対して否定しているわけではないという事。

あくまで、当院の施術方針に合わないというだけの話しです。

悪しからず。

こういう事を言うと、必ず一定数は否定的な意見をいただきます。

でも、僕はそれでいいと考えています。

十人十色という言葉があるように、人の意見は人の数だけあっていい。

ただ、自分の軸・土台となるものが根底にある事を条件として挙げたいと思います。

偉そうなことを言ってきましたが、僕自身、人としての成長が必須な不完全な人間です。

完璧な人間なんていませんけども。

大切なこととして挙げたいのは、嫌われる勇気が必要ということ。

僕が診たいと考えている、僕を必要としてくれている患者さんに集中できる環境を作るためにも。

もっと言えば、僕の考えに合わない方のためにも、線引きをしておく必要があります。

でないと、誰のためにもならない…なんて事になりかねないし、そうなったら最悪ですよね。

上にも書きましたが、すべての人に好かれようとして失敗した苦い思い出があります（苦笑）

なので、同じ轍は踏まないよう心がけている、というわけです。

人として、施術家として、日々成長できるよう心がけています。

終わりはありませんが、これからも貪欲に理想を求めて前に進んでいきます(^ ^)

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