症例報告シリーズ、今回は「足が上がりにくい」です。
数年前から足が上がりずらくなり、歩きにくくなっていた症例です。
長期間よくも悪くも一定の症状が続いており、病院に行っても年齢のためだから仕方ないと言われシップを出されて終わり。
ご本人も、高齢だからと諦めていたようです。
そんな状況でしたが、親族が当院でよくなったとの話を聞き、物は試しでと来院されました。
少し時間は掛かりましたが、不調なくグランドゴルフに出かけることができるまでになりました。
良くなるまでの道のりを解説していきますので、同じような悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
問診(カウンセリング)
80代 女性 主婦
●主訴
足が上がりにくい
腰痛
膝の痛み
●既往歴
胃腸の不調
検査
●検査
【立位】
重心:右から押されると耐えられない
【座位】
脊椎ロック
【仰臥位】
関節:頚椎、両仙腸関節、両股関節ロック
筋肉:大腰筋 弱化
膝倒し:右に倒しづらい
施術
検査で分かった事を元に、その日必要な施術をしていきます。
・左腎臓
・電磁波
・腰椎2番
再検査
施術後、再検査すると
【立位】
重心:OK
【座位】
脊椎ロック残存
【仰臥位】
関節:右仙腸関節、左股関節ロック残存
筋肉:大腰筋 弱化残存
膝倒し:渋さ残存
このような変化が見られました。
その後、週1回ペースで施術を続けていき、
3回目:感覚として2倍くらい上がりやすくなった
4〜6回目:ご本人的には、5〜6割はよくなっている気がする
7〜10回目:歩きやすくなってきたが、椅子から立ち上がる時に膝に痛みを伴う
11〜13回目:割と良好
14回目:腰や膝にたまに違和感感じるも、足の上がりにくさは感じない
15回目:違和感なく過ごせた
このような経過で趣味のグランドゴルフも楽しめるまでによくなっていきました。
考察・まとめ
歳のせい。
よく耳にしますが、本当に年齢が原因であることって、ほぼ無いと思っています。
もちろん、歳を重ねるごとに体力はどうしたって落ちていきますし、不調の要因の一つになることに異議はありません。
が、歳を重ねた方、全員が膝が痛くなるのか?腰が曲がってしまうのか?と言えば、そうではありませんよね。
年齢を重ねることには抗えませんが、食事や運動などできることはたくさんあります。
できる事に取り組むことで、加齢からくる体力の衰えをある程度はコントロールすることも可能になります。
今回の方は、年齢で言えば80代でしたので、若い方と比べて回復力が落ちていることは明白。
ですが、施術だけでなく食事や軽い運動、セルフケアなどをできる範囲で取り組んでもらった結果、時間は掛かりましたが違和感なく過ごせるまでになりました。
年齢など、言い訳になるものを挙げだしたらキリがありません。
大事なポイントは、自分にできる事にフォーカスすること。
できる範囲で大丈夫なので、取り組んでもらえると良くなっていきやすくなりますので、ぜひやってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
二人三脚でツラい症状からの卒業を目指しましょう(^ ^)
やりたい事を思いっきり楽しめる快適生活へ、あなたをサポートします!
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