【症例報告】お腹の不調が常に気になり、不安を抱え続けていた症例

過敏性腸症候群

症例報告シリーズ、今回は「過敏性腸症候群」です。

 

20年以上前から、腹痛・ガス溜まりといったお腹の不調があり、人前で緊張してしまう悩みを抱えていたケースです。

 

 

学生時代から上記の症状に悩まされ、その頃から周りに人がいるとお腹の調子が気になって常に緊張してしまうように。

 

病院で検査しても問題は見つからず、家族や医者にも理解してもらえずとてもツラい思いをされていたそうです。

 

 

そのような状態が大人になっても続いており、やりたい事が見つかったこともあり解決策を求めて当院に来院。

 

紆余曲折ありながらもお腹の不調や不安なく過ごせるようになり、当院を卒業されました。

 

 

卒業までの道のりを解説していきますので、同じような悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

問診(カウンセリング)

40代 女性 看護師

●主訴

過敏性腸症候群:腹痛・腹満・ガス溜まり

便秘:3日に1回ペース

 

●既往歴

上記の症状が中学生から続いている

生理不順

 

検査

●検査

【立位】

重心バランス:左右から押されると耐えれらない

 

【座位】

腸骨・脊椎・肩外転(左90° 右160°)ロック

 

【仰臥位】

頭重い

内臓:胆のう、膵臓、副腎

自律神経:交感神経過緊張、副交感神経の働き↓

 

施術

検査で分かった事を元に、その日必要な施術をしていきます。

 

・脾経

・第5チャクラ

 

再検査

施術後、再検査すると

【立位】

重心バランス:OK

 

【座位】

脊椎、左肩120°  右肩160°ロック残存

 

【仰臥位】

内臓:胆のう残存

自律神経:自律神経アンバランス残存

 

このような変化が見られました。

 

 

その後、週1回ペースで施術を続けていき、

3回目:腹痛(ー)、ガス溜まり半減

4回目:生理前も影響してか症状強かった

5回目:お通じ毎日になった

6回目:生理前後は症状強くなる

8回目:絶好調ではないが、支障を来さない範囲で過ごせている

↓ここから施術を2〜3週に1回ペースに

10〜12回目:まったく気にならない時もあれば、ガス溜まりで仕事に集中できない事もあり

14〜16回目:仕事中にお腹に張りを感じるも、気になるほどではない

17回目:まったく気にならずに過ごせている

このような経過で、波はありながらも公私に支障を来さず快適に過ごせるようになりました。

 

考察・まとめ

今回の方は、当初は薬を使っても症状に変化がないタイプでした。

 

薬が効かない原因として、

  1. 薬が合っていない
  2. 体力が落ちている

この2つが挙げられます。

 

 

1は想像つくと思いますが、2のような考え方はあまり聞かないのではないでしょうか?

 

どういう事かと言うと、代謝が落ちている状態。

 

では、なぜ代謝は落ちてしまうのかというと、

  • 運動不足からくる筋肉量の低下
  • 食事の栄養バランスの問題からくる栄養失調

が原因として考えられます。

 

特に、2つ目の栄養の問題。

 

よほど意識して食事を摂っていなければ、多くの方が栄養不足な状態にあるのではないでしょうか。

 

 

様々な栄養療法があって、何がいいのか分からない…

 

なんて声をよく耳にします汗

 

個人的には、これさえすれば万人がよくなる!といった絶対的な方法はないと考えています。

 

ですが、代謝に必要な栄養というのは科学的に分かっていますし、これが十分足りていない人が多いのも事実。

 

筋肉をつけるには栄養が必要なように、薬を効かせる、病気・症状が消えていくには栄養が必要なんです。

 

 

毎日の食事を振り返ってみると、意外と必要な栄養を摂れていないことに気づくかもしれませんよ?

 

ぜひ一度、生活習慣を見直してみてくださいね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

二人三脚でツラい症状からの卒業を目指しましょう(^ ^)

 

やりたい事を思いっきり楽しめる快適生活へ、あなたをサポートします!

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