症例報告シリーズ、今回は「アトピー性皮膚炎」です。
10年前からかゆみが出始め、眠れないこともしばしばあり悩んでいたケースです。
小学生になった頃からアトピーに悩まされるようになり、かゆみで眠れない日が増えてきているとの事。
ステロイドはなるべく使いたくないが、限定的に使っている状態。
傷口が気になって着たい服を着られない悩みもあり、解決策を求めて来院されました。
そんな状態から、4ヶ月でかゆみを気にせず生活できるまでになりました。
良くなるまでの道のりを解説していきますので、同じような悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
問診(カウンセリング)
10代 女性 学生
●主訴
アトピー性皮膚炎:汗をかいたり、夜寝ている時に強いかゆみに襲われる
耳鳴り:たまに(+)
生理不順
●既往歴
なし
検査
●検査
【立位】
重心バランス:OK
【座位】
腸骨、脊椎、左肩90°・右肩160°ロック
【仰臥位】
頭重い
関節:頸椎、右仙腸関節、左股関節ロック
内臓:胆のう、膵臓、脾臓、リンパ、副腎
自律神経:副交感神経↓
施術
検査で分かった事を元に、その日必要な施術をしていきます。
・肝臓、膵臓、脾臓
・丹田
再検査
施術後、再検査すると
【座位】
脊椎ロック残存
【仰臥位】
関節:頸椎ロック残存
内臓:副腎残存
自律神経:副交感神経↓やや軽減も残存
このような変化が見られました。
その後、週1回ペースで施術を続けていき、
2〜4回目:かゆみが減り、眠りやすくなってきた
5〜6回目:薬やめてみたが、維持できている
7〜8回目:汗をかいた時のみ、かゆみ(+)
9〜10回目:ややかゆみ(+)も、勉強や生活に支障は来していない
11〜12回目:キープできている
このような経過で、かゆみに悩まず眠れるようになりました。
考察・まとめ
アトピーにお悩みの方の多くが、ステロイドを使われています。
今回の方もそうでした。
では、ステロイドでアトピーが治るのか?
残念ながら治りません。
ステロイドなどのいわゆる薬は、あくまでも対症療法でありその場しのぎに過ぎないからです。
私も重度のアトピー経験者なのでステロイドに頼りたくなる気持ちはよく分かります。
ただ、薬には必ず副作用があることを理解し、それ以外のアプローチも必要だということを知ってほしいのです。
今回の方にもこの辺のことを説明し、栄養バランスなどの生活習慣を整えながら、無理のない範囲で少しずつ薬を使う頻度を減らしていってもらいました。
ご本人はもちろん、ご家族の協力の甲斐もあり、ぶり返すこともあまりなく順調によくなっていきました。
薬は、やめ方にも気をつける必要があります。
そういった事も含めてアドバイスさせていただきますので、もしアトピーでお悩みでしたら一度相談してくださいね。
一緒にアトピーから卒業できるようがんばりましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
二人三脚でツラい症状からの卒業を目指しましょう(^ ^)
やりたい事を思いっきり楽しめる快適生活へ、あなたをサポートします!
お電話ありがとうございます、
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