【症例報告】半年前から腹痛・下痢に悩まされ続けていた症例

過敏性腸症候群

症例報告シリーズ、今回は「過敏性腸症候群」です。

 

半年前から腹痛・下痢に悩まされ、仕事やプライベートに支障を来していたケースです。

 

 

毎日起こる腹痛・下痢が半年も続いており、内視鏡など検査するも異常なしと言われ、薬を処方されて終わり。

 

症状が落ち着くことはなく、不安を抱えている状態。

 

旅行や孫に会いに行きたいと、解決策を求めて来院されました。

 

 

そのような状態から、調子の波はありながらも3ヶ月で不調は無くなり、やりたい事を楽しめるようになりました

 

良くなるまでの道のりを解説していきますので、同じような悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

問診(カウンセリング)

70代 女性

●主訴

過敏性腸症候群:腹痛・下痢が毎日

 

●既往歴

更年期障害

 

検査

●検査

【立位】

重心バランス:OK

 

【座位】

腸骨・脊椎ロック

右肩外転で痛み(+)

 

【仰臥位】

頭重い

関節:頸椎、股関節ロック

内臓:小腸、胃、膵臓、脾臓、肝臓、胸腺、肺、副腎

自律神経:交感神経過緊張状態

 

施術

検査で分かった事を元に、その日必要な施術をしていきます。

 

・丹田

・松果体

 

再検査

施術後、再検査すると

【座位】

腸骨・脊椎渋さ残存

 

【仰臥位】

関節:頸椎ロック残存

内臓:胃、膵臓、副腎残存

自律神経:交感神経過緊張、やや残存

 

このような変化が見られました。

 

 

その後、週1回ペースで施術を続けていき、

2〜4回目:症状(+)も、10→7くらいに軽減

5〜6回目:調子いいと感じられる日が出てきた

7〜8回目:悪天候で腹痛(+)も、下痢(ー)

9〜11回目:腹痛も残り2割程度

12〜13回目:腹痛(ー)

このような経過で、不調も不安もなく出掛けられるようになりました。

 

考察・まとめ

病院で精密検査をしても原因が見つからない。

 

こういったケースは、自律神経のトラブルが原因となっています。

 

ちなみに、今回のケースは原因がわからなかったためか痛み止めを処方されて服用していたようですが、症状はあまり変わらず。

 

不安ばかりが大きくなり、毎日暗い気持ちで過ごしているとの事でした。

 

 

身体をチェックしてみると、自律神経の乱れや内臓疲労などの問題はあるものの、正直半年もよくならないほど悪化している印象は受けませんでした。

 

それよりも、症状の原因がわからないのにやみくもに薬を処方されていることと、コロナ含めて不安ばかりが大きくなってしまって身動き取れなくなっていることの方がよほど問題。

 

このため、施術で身体のバランスを整えながら、

  • 趣味を楽しむ
  • 行きたい場所へ出かける
  • 会いたい人(孫)に会う

といったことで心の充電を図りました。

 

 

ご家族の協力もあって、多少の調子の波はありながらも不安なく孫に会いに行けるまでに。

 

その頃には笑顔も増え、声も明るくなって生き生きとした表情になりました。

 

もちろん、薬は全く使わずにです。

 

処方された薬を使っても良くならない方は、もしかしたら必要ない薬を使ってしまっているのかもしれません。

 

薬に頼りたくない、使わずに良くしたい!という方は、ぜひ一度相談してくださいね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

二人三脚でツラい症状からの卒業を目指しましょう(^ ^)

 

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