症例報告シリーズ、今回は「起立性調節障害」です。
ご紹介するのは、不安感からくる吐き気・だるさに悩まされていたケースです。
1ヶ月前から上記の症状が出始め、普通の生活ができなくなってしまったとの事。
学校には何とか行けているが、受験など先のことを考えると悩みが絶えない様子。
生活習慣を改めてはいるがあまり症状に変化がみられず、修学旅行も控えていたので解決策を求めて来院されました。
結果的には、修学旅行も楽しめて、不安なくやりたい事を楽しめるようになり当院を卒業。
よくなるまでの道のりを解説していきますので、同じような悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
問診(カウンセリング)
10代 男性
●主訴
不安を感じやすい
吐き気
だるさ
動悸
●既往歴
昔から不安は感じやすかった
検査
●検査
【立位】
重心バランス:右から押されると耐えれらない
【座位】
腸骨・脊椎ロック
【仰臥位】
関節:頸椎、仙腸関節、右股関節ロック
内臓:肝臓、膵臓、右腎臓、副腎
神経過敏
自律神経:交感神経過緊張状態
施術
検査で分かった事を元に、その日必要な施術をしていきます。
・脳下垂体
・第4チャクラ
再検査
施術後、再検査すると
【立位】
重心バランス:OK
【座位】
脊椎:ロック残存
【仰臥位】
関節:頸椎ロック残存
内臓:膵臓、副腎残存
自律神経:交感神経過緊張状態、軽くなるも残存
このような変化が見られました。
その後、週1回ペースで施術を続けていき、
2回目:毎日症状(+)も、午前に1回ある程度に落ち着いた
3回目:同上も、症状の強さ10→5〜6程度に
4回目:気にならない日もあった
8回目:残り2割ほど
9回目:違和感ある程度
10回目:問題なく過ごせている
このような経過で、不安なくやりたい事を楽しめるようになりました。
考察・まとめ
学生時代のイベントって、思い出に残る楽しいものですよね。
体調悪くて楽しめないかもしれない不安を抱えているのは、とてもツラいと思います。
病院で薬や漢方薬を試したもののよくなる事は無かったそう。
それを見守るしかできない状況は本人だけでなく親としてもツラいですよね。
そんな状況でしたが、結果的には修学旅行も不安なく楽しんでくることができ、普通に生活できるようになりました。
今回のケースのポイントは、脳の疲労。
生活習慣の問題も小さくなかったため、施術と同時に生活習慣の修正にも取り組んでもらうことに。
脳の疲労を取り除くために、
- スマホの使い方
- 睡眠環境の手入れ
をしていただきました。
特にスマホは、コミュニケーションツールとしても使用時間が長くなってしまいがち。
目を酷使することで脳の疲労も溜まりやすくなってしまいます。
ですが、ご本人ができる限り努力してくれたお陰で、順調な経過をたどっていきました。
施術も大事ですが、生活習慣もとっても大事。
そんな事が如実にでた症例でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
二人三脚でツラい症状からの卒業を目指しましょう(^ ^)
やりたい事を思いっきり楽しめる快適生活へ、あなたをサポートします!
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