症例報告シリーズ、今回は「アトピー性皮膚炎」です。
1年前からかゆみが出始め、今では眠れないこともあり困っていたケースです。
大人になってからアトピーに悩まされ、夜も眠れなくなってしまっている状態。
はじめはステロイドで一時的に抑えられていたが、段々と効きにくくなり今では使っていない。
休日も1日かゆみが気になり落ち着いて過ごせなくなっているとの事で、解決策を求めて来院されました。
そんな状態から、調子の波がありながらも半年でかゆみ無く生活できるようになりました。
良くなるまでの道のりを解説していきますので、同じような悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
問診(カウンセリング)
30代 女性 会社員
●主訴
アトピー性皮膚炎:かゆみで目が覚める、両脇・太ももが特にヒドい
●既往歴
副鼻腔炎
胃腸炎
花粉症
検査
●検査
【立位】
重心バランス:左右から押されると耐えれらない
【座位】
腸骨・脊椎ロック
【仰臥位】
頭重い
関節:頸椎、股関節ロック、肋骨ROM↓
内臓:胆のう、膵臓、肺、副腎
自律神経:交感神経過緊張、副交感神経↓
施術
検査で分かった事を元に、その日必要な施術をしていきます。
・肝臓、膵臓、横隔膜
・脳下垂体
再検査
施術後、再検査すると
【立位】
重心バランス:OK
【座位】
OK
【仰臥位】
関節:頸椎、右股関節ロック残存
内臓:副腎残存
自律神経:交感神経過緊張、副交感神経↓やや軽減も残存
このような変化が見られました。
その後、週1回ペースで施術を続けていき、
2〜4回目:首肩こり・頭痛は無くなった
5〜6回目:首肩こり再発も、頭痛(ー)
7〜8回目:胃の不調(+)も、週に1〜2回程度
9回目:胃腸の不調・だるさ共にあまり気にならず生活できた
10〜12回目:風邪を引く事があったが、他の症状(ー)
このような経過で、かゆみに悩まず過ごせるようになりました。
考察・まとめ
20〜30代の約10%の方が、大人アトピーで悩んでいると言われています。
子どもの頃からずっとという場合もあれば、大人になってから出始める場合も。
今回のケースは、後者のパターンでした。
もともと、花粉症や鼻炎に悩まされていたことから、アレルギー体質だったと考えられます。
お話を伺った印象として、とても真面目でガマン強い面とデリケートな面をお持ちでした。
こういった方は、東洋医学的には金タイプと言って、肌や喉、お腹のトラブルが起きやすい体質とされています。
こういった体質の方が悪化するポイントとして、
- 食の不摂生(糖質過剰)
- ストレスの蓄積(ガマンし過ぎ)
が挙げられます。
今回の方は、正に上記のケースで悪化していました。
このため、施術で自律神経・内臓へのアプローチをすると同時に、生活習慣も整えていく事に。
ご本人の努力の介あって、順調によくなっていきました。
かゆみはガマンが利かないもの。
仕事もプライベートもかゆみのせいで楽しめず、常にストレスを感じているという方は少なくないはず。
そんな状況から脱するためには何をすればいいか分からないという方も少なくないと思います。
そういった方の力になれればと思うので、もし少しでも気になりましたら一度相談してくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
二人三脚でツラい症状からの卒業を目指しましょう(^ ^)
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お電話ありがとうございます、
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